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Jackeryの使い方を初心者向けに解説|充電・出力・注意点

2026年10月15日

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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こんにちは、防災・ポータブル電源探究者、防災ポタ電探究+plus 運営案内人の「U.」です。

Jackeryのポータブル電源を買ったばかり、もしくは購入を考えているところですよね。

箱を開けてみたものの「どのボタンから押せばいいの?」「電源ってどうやって切るの?」と、ちょっと戸惑っていませんか。

「うちの電子レンジは動くのかな」「スマホは何回くらい充電できるんだろう」と、使える家電や時間が気になっている方も多いかなと思います。

その気持ち、すごくよく分かります。決して安い買い物ではないからこそ、「せっかく買ったのに使いこなせなかったらどうしよう」と不安になりますよね。

私自身、以前「安くて大容量」という言葉だけを信じてポータブル電源を買い、使いたかった小さな暖房器具すら動かせなかった苦い経験があります。

あのときに感じたのは、ポータブル電源は「使い方」と「数字の読み方」さえ分かれば、ぐっと頼れる道具になるということでした。

Jackeryの操作自体は、実はとてもシンプルです。

基本の操作は「電源を入れる」「使いたい出力をオンにする」「家電をつなぐ」の流れなので、手順さえ押さえれば機械が苦手な方でも覚えやすいかなと思います。

ただし、定格出力・残量管理・保管方法の3つを知らないまま使うと、「動かない」「すぐ切れる」「長持ちしない」といった失敗につながりやすいんですよね。

この記事では、Jackeryで何ができるのか、何ワットの家電まで使えるのか、何時間・何回使えるのかという計算方法から、電源の入れ方・切り方、充電方法、注意点、取扱説明書の探し方まで、初めての方にも分かるように順番にまとめました。

阪神・淡路大震災と台風による数日間の停電を経験した私なりの「いざというときに困らない使い方」も、あちこちに盛り込んでいます。

読み終わるころには、買ったその日から迷わず使えるようになっているはずですよ。

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

 

記事のポイント

  • Jackeryでできることと使える家電の見分け方
  • 何時間・何回使えるかが分かる簡単な計算方法
  • 電源の入れ方・切り方と充電方法の基本手順
  • 長く安全に使うための保管方法と取扱説明書の探し方

 

 

持ち運びにやすいポータブル電源【Jackery】

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源

 

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活


 

 

Jackeryで何ができる?主な使い道と特徴

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

まずは、Jackeryのポータブル電源がそもそも何をしてくれる道具なのか、全体像から整理していきますね。

できることと、できないことの境目を最初に知っておくだけで、買ったあとの「思っていたのと違う」がかなり減りますよ。

この章では、Jackeryの仕組み、具体的な使い道、Jackeryならではの特徴、そしてモデルごとの違いまで、順番に見ていきます。

 

 

Jackeryは「電気をためて持ち運ぶ箱」

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

Jackery(ジャクリ)は、2012年にアメリカで設立されたポータブル電源とソーラーパネルのブランドです。

日本では、株式会社Jackery Japanが販売とサポートを担当しています。

ポータブル電源をひと言で言うと、中の電池に電気をためておき、必要なときに家電やスマホへ電気を送る持ち運べる箱です。

ここで大事なのは、本体だけで電気を作り続ける「発電機」ではないという点ですね。

家庭のコンセントやソーラーパネル、車のシガーソケットなどから充電して、ためた分の電気を使う仕組みになっています。

「Solar Generator(ソーラージェネレーター)」という名前の商品もありますが、これはポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせたセットの名前です。

発電を担当するのはソーラーパネル、電気をためて送り出すのがポータブル電源、という役割分担になっています。

ガソリンを燃やすエンジン式の発電機とは仕組みがまったく違うので、排気ガスが出ず、室内でも使いやすいのが大きな特徴ですよ。

エンジン式の発電機は一酸化炭素中毒の危険があるため、室内や車内、テントの中では使えません。(出典:消費者庁『災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!』)

この2つを混同しないことは、安全面でもとても大切なポイントです。

 

モバイルバッテリーや発電機との違い

「モバイルバッテリーと何が違うの?」と聞かれることもよくあります。

似たような道具との違いを、ざっくり表にまとめておきますね。

 

種類 主な役割 Jackery(ポータブル電源)との違い
モバイルバッテリー スマホなどのUSB充電 容量が小さく、家庭用コンセントの出力がないものが中心
エンジン式の発電機 燃料を燃やして発電 燃料があれば発電し続けられるが、排気ガスが出て屋内では使えない
据え置き型の家庭用蓄電池 住宅に設置して家全体に給電 設置工事が前提で、気軽に持ち運べない
ポータブル電源(Jackery) ためた電気を持ち運んで使う 残量がなくなれば再充電が必要

 

こうして並べてみると、ポータブル電源は「持ち運べる」「家電が使える」「屋内でも使いやすい」のいいとこ取りをした道具だということが分かりますよね。

その代わり、ためた電気がなくなれば止まってしまうので、「どれくらいためられるか」と「どうやって充電し直すか」が大事になってきます。

 

防災・キャンプ・車中泊・日常で活躍

Jackeryの使い道は、大きく分けると「防災」「アウトドア」「車中泊」「普段の暮らし」の4つかなと思います。

停電したときには、スマホの充電、照明、ラジオやテレビでの情報収集、扇風機や電気毛布での暑さ・寒さ対策に役立ちます。

私が台風で数日間停電を経験したとき、一番つらかったのは「暗さ」と「スマホの電池残量の不安」でした。

冷蔵庫の中のものはだんだん傷んでいくし、家族と連絡を取るスマホの電池は減っていく一方。

電気があるだけで、気持ちの落ち着き方がまったく違うんですよね。

キャンプでは、ランタンやスマホ・カメラの充電、夏の扇風機、冬の電気毛布、対応する調理家電などに使えます。

電源サイトがないキャンプ場でも、モデルの出力と容量の範囲内なら、いつもの家電を使えるのはかなり快適ですよ。

車中泊なら、エンジンを止めた状態で車載冷蔵庫や電気毛布を動かせるのが便利です。

アイドリングをしなくて済むので、周りへの騒音や排気ガスの心配も減らせます。

日常では、ベランダでのパソコン作業、庭でのDIY、停電に備えたバックアップ電源など、意外と出番が多いんですよ。

具体的な使い道を、シーン別に表にしてみました。

 

シーン 主な使い道 あると助かる理由
停電・防災 スマホ充電、照明、ラジオ、扇風機、電気毛布、冷蔵庫 連絡手段と情報、暑さ・寒さ対策、食べ物の保存を守れる
キャンプ ランタン、扇風機、電気毛布、電気ケトル、カメラ充電 電源のない場所でも家と同じように家電が使える
車中泊 車載冷蔵庫、電気毛布、スマホ・パソコン充電 エンジンを止めたまま快適に過ごせる
屋外作業・DIY 電動工具、照明、パソコン 延長コードが届かない場所でも作業できる
日常の暮らし 在宅ワーク、ベランダ作業、停電時のバックアップ 普段から使うことで操作に慣れ、いざというときも迷わない

※使える家電や使える時間は、モデルの定格出力と容量によって変わります。

 

ポイント

ポータブル電源は、普段から使っていると操作に慣れ、残量の確認も自然とできるようになります。

防災用として押し入れにしまい込むより、日常でも少しずつ使う方が、いざというときに迷わず動かせるのでおすすめです。

「普段使いながら、もしもに備える」という考え方が、ポータブル電源と一番相性がいいかなと思います。

 

Jackeryならではの特徴

ポータブル電源のメーカーはいくつもありますが、Jackeryには初心者が使いやすいポイントがいくつかあります。

まず、家庭用コンセントのAC出力は、家のコンセントと同じなめらかな電気の波形(純正弦波)で出力される設計です。

電気の波形がガタガタだと、パソコンや電子制御の家電が誤作動を起こすことがあるので、これは地味だけど大事なポイントですね。

ただし、純正弦波だからといって、すべての家電の動作が保証されるわけではない点は覚えておいてください。

次に、電池の状態を見守る保護システム(BMS:電池の電圧や温度を監視して保護する仕組み)が搭載されていて、使いすぎや充電しすぎ、温度の異常などから電池を守ってくれます。

現行の主なNewシリーズやPlusシリーズには、長持ちしやすく熱にも比較的強いリン酸鉄リチウムイオン電池が使われています。

さらに、基本操作は電源ボタンと出力ボタンを押す流れが中心なので、一度覚えてしまえば迷いにくい作りです。

アプリ対応モデルなら、スマホから残量の確認や出力のオン・オフ、充電の設定までできるので、使い方の幅がぐっと広がりますよ。

 

Jackeryでできないこと・苦手なこと

便利な道具ですが、何でもできるわけではありません。

購入後に後悔しないために、苦手なことも正直にお伝えしておきますね。

 

知っておきたい「できないこと」

定格出力を超える家電は動かせません。小型モデルでドライヤーや電子レンジを使うのは基本的に難しいです。

ためた電気がなくなれば止まるので、長い停電では充電し直す手段(ソーラーパネルなど)が必要になります。

家電を本体のコンセントに直接つなぐのが基本で、住宅の配線全体に電気を送るには、対応機種と専用の機器、適切な電気工事が必要です。

多くのモデルは防水ではないので、雨や水しぶきがかかる場所では使えません。

生命維持に関わる医療機器への使用は、メーカーが推奨していない場合があります。

 

このあたりを最初に知っておくだけで、「買ったのに使えなかった」という失敗はかなり防げるはずですよ。

 

モデルによって「できること」は大きく変わる

ひと口にJackeryと言っても、手のひらサイズに近い小型モデルから、家族の停電対策向けの大容量モデルまで、ラインナップはかなり幅広いです。

そして注意したいのが、ACコンセントが付いていないモデルもあるということ。

たとえば「Explorer 100 Plus」や「300D」は、USB出力などが中心で、家庭用のAC家電をそのまま差して使うことはできません。

代表的なモデルの違いを、ざっくり表にまとめておきますね。

 

モデル 容量(Wh) 定格出力(W) 重さの目安 向いている使い方
240 New 256Wh AC 300W 約3.6kg スマホ・照明・日帰りレジャー
500 New 512Wh AC 500W 約5.7kg 1泊キャンプ・電気毛布・短時間の停電
1000 New V3 1,024Wh AC 1,500W 約10.6kg 初めての本格的な防災・車中泊
1500 New 1,536Wh AC 2,000W 約14.5kg 家族での停電対策・高出力家電
2000 New V2 2,048Wh AC 2,200W 約18.6kg 冷蔵庫の維持・長めの停電
3000 New 3,072Wh AC 3,000W 約27kg 据え置きの家庭用バックアップ

※数値はメーカーが公表している仕様をもとにした目安です。

※同じ名前でも「New」「V2」「V3」など世代によって容量や性能が違うので、お手元の型番で必ず確認してくださいね。

※表の「2000 New V2」は、確認時点のJackery公式サイトでは「ポータブル電源 2000 New(容量2048Wh・定格出力2200W)」という名前で表示されています。購入するときは、名前だけでなく容量の数字でも確認してください。

 

表を見ると分かるように、容量と出力が大きくなるほど、重さもぐっと増えていきます。

1,000Whクラスで約10kg、2,000Whクラスで約18kgと、大容量モデルは「持ち運ぶ」というより「置いて使う」イメージに近くなりますね。

あなたは、どんな場面で一番使いたいでしょうか?

キャンプで毎回持ち運ぶなら軽さ、家族の停電対策なら容量、というように、使う場面を思い浮かべると選ぶべきモデルが見えてきますよ。

候補をさらに絞りたい方は、Jackeryのおすすめモデルと容量・出力からの選び方をまとめた記事もあわせて読むと、用途に合うモデルを比較しやすくなります。

 

型番の見分け方のコツ

Jackeryは「1000」「1000 Pro」「1000 Plus」「1000 New」「1000 New V3」のように、数字が同じでも中身が違うモデルがたくさんあります。

たとえば旧モデルの「400」は容量400Whですが、定格出力は200Wで、数字が出力を表しているわけではありません。

数字だけで判断せず、「容量(Wh)」と「定格出力(W)」の両方を必ず確認してくださいね。

 

正確な仕様は、Jackery公式サイトや取扱説明書をご確認ください。

 

 

購入前に確認したい使える家電と何ワット

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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「Jackeryで何ワットの家電まで使えるの?」という疑問は、購入前に多くの方が気になるポイントです。

ここでは、使える家電を判断するための「出力」の見方と、何時間・何回使えるかを自分で計算する方法を解説していきます。

数字の話が続くので少しとっつきにくいかもしれませんが、できるだけかみ砕いて説明しますね。

この章を読んでおくと、容量不足で後悔する失敗をかなり防げるはずですよ。

 

 

定格出力と瞬間最大出力の違い

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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ポータブル電源のスペック表には、「容量(Wh)」と「出力(W)」という2つの数字が必ず書かれています。

この2つは似ているようで、実はまったく別の意味なんですよね。

ここを混同してしまうのは、ポータブル電源選びでよくある失敗のひとつです。

 

容量(Wh)は「タンクの大きさ」

容量は「Wh(ワットアワー)」という単位で表され、どれだけの電気をためておけるかを示しています。

水にたとえると、タンクの大きさのようなもの。

容量が大きいほど、家電を長い時間使えるというイメージで大丈夫です。

たとえば1,000Whなら、「1,000Wの家電を1時間」または「100Wの家電を10時間」動かせるだけの電気をためている、という計算上の意味になります(実際には変換のロスがあるので、もう少し短くなります)。

 

定格出力(W)は「蛇口の太さ」

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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一方、定格出力は「W(ワット)」で表され、安定して出し続けられる電気の大きさを示しています。

こちらは蛇口の太さのイメージですね。

どれだけタンクが大きくても、蛇口が細ければ一度にたくさんの水は出せません。

つまり、使いたい家電の消費電力が、Jackeryの定格出力を下回っていないと、その家電は動かせないということです。

たとえば定格出力500Wの「500 New」に、消費電力1,200Wのドライヤーを差しても、保護機能がはたらいて出力が止まってしまいます。

逆に、定格出力が大きくても容量が小さければ、使える時間は短くなります。

「どの家電を動かせるか」は出力、「どれくらい長く動かせるか」は容量、と覚えておくとスッキリしますよ。

 

項目 単位 たとえ 決まること
容量 Wh(ワットアワー) タンクの大きさ 家電を何時間使えるか、何回充電できるか
定格出力 W(ワット) 蛇口の太さ どの家電を安定して動かせるか
瞬間最大出力 W(ワット) 一瞬だけ全開にできる力 起動時に大きな電力が必要な家電に対応できるか

 

瞬間最大出力は「一瞬だけ出せる力」

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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もうひとつ覚えておきたいのが「瞬間最大出力(サージ出力)」です。

冷蔵庫や扇風機、電動工具のようにモーターが入っている家電は、スイッチを入れた瞬間に、普段より大きな電気を必要とすることがあります。

特に冷蔵庫は、中のコンプレッサーが動き出す瞬間に大きな電力を使うことがあるんですよね。

この「起動の瞬間の大きな負荷」を受け止めるのが瞬間最大出力なんですね。

ただし、瞬間最大出力はあくまで一瞬だけ対応できる数字で、その出力で使い続けられるわけではありません。

どれくらいの時間その出力に耐えられるかも、製品によって違います。

家電を選ぶときの基準は、あくまで「定格出力」だと覚えておいてください。

そのうえで、モーターを使う家電を動かしたい場合は、瞬間最大出力にも余裕があるかをチェックするのが安心です。

 

電子レンジの「600W」にだまされない

ここで、多くの方がつまずくポイントをひとつ。

電子レンジの「500W」「600W」という表示は、食品を温める力(加熱出力)の数字です。

実際に電源から使う電気の量は「消費電力」として別に表示されていて、加熱出力より大きいのが一般的なんですよ。

「600Wのレンジだから500 Newでもいけそう」と思っても、実際の消費電力が1,000Wを超えていれば動きません。

電子レンジに限らず、家電の本体の裏や底にある銘板、または取扱説明書で「消費電力」や「定格消費電力」を確認するのが確実です。

炊飯器も、炊いているときと保温しているときで消費電力が大きく違うので、炊飯時の数字で判断するのがポイントですね。

 

出力口ごとの上限にも気をつける

Jackeryには、ACコンセント、USB-A、USB-C、シガーソケットなど、いくつもの出力口があります。

実はこの出力口ごとにも、出せる電力の上限が決まっているんです。

たとえば、USB-Cで高出力のノートパソコンを充電したい場合は、そのUSB-Cの口が何Wまで対応しているかを確認する必要があります。

ケーブルやパソコン側も、同じ出力に対応している必要があるので、意外と見落としがちなポイントですよ。

 

注意

複数の家電を同時に使う場合は、すべての家電の消費電力を合計した数字が定格出力の範囲内に収まっている必要があります。

また、AC・USB・シガーソケットなどの出力口ごとにも上限があるので、コンセントの口が空いているからといって何台でも使えるわけではありません。

たとえば定格1,500Wのモデルで、1,200Wの電気ケトルと500Wのドライヤーを同時に使うと、合計1,700Wになって出力が止まる可能性があります。

 

家電別の消費電力の目安

よく使われる家電の消費電力を、一般的な目安としてまとめておきますね。

 

家電 消費電力の目安 使えるJackeryの目安 ひと言メモ
LED照明・ランタン 数W〜10W程度 小型モデルから使いやすい 停電時の必需品
スマホの充電 15〜30W程度 小型モデルから使いやすい USB出力で効率よく
扇風機 15〜50W程度 小型モデルから使いやすい 夏の停電・車中泊に
電気毛布 50〜90W程度 小型〜中容量モデル 温度設定で消費電力が変わる
ノートパソコン 30〜120W程度 小型〜中容量モデル USB-C対応ならUSBから給電も
液晶テレビ 50〜150W程度 中容量モデル以上が安心 サイズで差が大きい
冷蔵庫 運転中は数十W〜数百W程度で、機種や運転状態で大きく変わる 大容量モデルが安心 起動時に大きな電力が必要なことがある
炊飯器 400〜1,200W程度 機種により中〜大容量モデル 炊飯中の消費電力で判断
電気ケトル 850〜1,300W程度 1,000Whクラス以上が目安 短時間でも電力は大きい
電子レンジ 900〜1,500W程度 1,000Whクラス以上が目安 加熱出力ではなく消費電力を見る
ドライヤー 1,000〜1,300W程度 1,000Whクラス以上が目安 弱モードなら消費電力が下がる機種も

※あくまで一般的な目安で、機種や使い方によって大きく変わります。

※「使えるJackeryの目安」は容量クラスで分けていますが、実際に動くかどうかはモデルごとの定格出力で判断してください。

 

お使いの家電の消費電力は、必ずご自身で確認してくださいね。

 

購入前の家電チェックシート

購入前に、次の流れで確認しておくと失敗しにくいですよ。

 

使える家電を見極める4ステップ

ステップ1:停電時やキャンプで使いたい家電を書き出す。

ステップ2:それぞれの家電の「消費電力」を銘板や説明書で確認する。

ステップ3:一番大きい家電の消費電力と、同時に使う家電の合計を出す。

ステップ4:その数字がJackeryの定格出力に収まるモデルを選ぶ。モーター家電がある場合は瞬間最大出力にも余裕があるかを見る。

 

◆「U.」(防災ポタ電探究+plusのサイト運営責任者)のワンポイントアドバイス

購入前に、停電時やキャンプで「絶対に使いたい家電」を3つほど書き出して、それぞれの消費電力をメモしておくのがおすすめです。その中で一番大きい数字、そして同時に使う家電の合計が、Jackeryの定格出力に収まっているかを見るだけで、出力不足の失敗はかなり防げますよ。私は以前これをやらずに買って後悔したので、ぜひ最初にやってみてください。家電の裏側の銘板をスマホで撮っておくと、比べるときに便利です。

 

 

何時間・何回使えるかの計算方法

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

出力の次に気になるのが、「Jackeryで何時間使えるの?」「スマホは何回充電できるの?」という疑問ですよね。

これは、簡単な計算式でおおよその目安を出すことができます。

電卓ひとつでできるので、ぜひ一緒にやってみてください。

 

使える時間の計算式

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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使える時間は、次の式で計算するのが一般的です。

 

使える時間の目安(時間)= 容量(Wh)× 0.8 ÷ 家電の消費電力(W)

「0.8を掛けるのはなぜ?」と思いますよね。

 

ポータブル電源の中にためられた電気は、家電で使える形に変換するときに、熱などで一部が失われてしまいます。

さらに、本体を動かすためにも少し電気を使っているんです。

そのため、容量の数字をそのまま全部使えるわけではないんです。

0.8という数字は、このロスを見込んだ計算用の目安で、すべての機種に当てはまる正確な効率ではありません。

実際の時間は、気温や家電の動き方、電池の状態などで前後します。

特に寒い場所では、取り出せる電気が少なくなることがあるので、冬は少し短めに見積もっておくと安心ですよ。

 

モデル別の計算例

上の式を使って、代表的なモデルの計算例を出してみました。

 

モデル(容量) 10Wの家電 55Wの家電 100Wの家電 1,000Wの家電
240 New(256Wh) 約20.5時間 約3.7時間 約2時間 定格出力を超えるため使えない
500 New(512Wh) 約41時間 約7.4時間 約4.1時間 定格出力を超えるため使えない
1000 New V3(1,024Wh) 約82時間 約14.9時間 約8.2時間 約49分
1500 New(1,536Wh) 約123時間 約22.3時間 約12.3時間 約74分
2000 New V2(2,048Wh) 約164時間 約29.8時間 約16.4時間 約98分

※計算上の目安で、実際に測った結果ではありません。

 

ちなみに、Jackery公式では500 Newで55Wの電気毛布を約7時間使えるという参考値も示されていて、計算とおおむね近い数字になっています。

ただ、電気毛布は温度設定によって消費電力が変わるので、「弱」で使えばもっと長く持つこともありますよ。

また、10Wのような消費電力の小さい機器では、本体自体が使う電気の割合が大きくなるので、計算より短くなることもあります。

 

必要な容量を逆算する方法

「何時間使えるか」とは逆に、「この家電をこれだけ使いたいから、何Wh必要?」と考えることもできます。

 

必要な容量の目安(Wh)= 家電の消費電力(W)× 使いたい時間(h)÷ 0.8

 

たとえば、50Wの家電を8時間使いたいなら、50×8=400Whで、それを0.8で割って約500Whが目安です。

複数の家電を使う場合は、それぞれの必要な電力量を足していけば大丈夫ですよ。

 

停電1日分を計算してみる

ここで、停電時を想定した計算例をひとつ出してみますね。

数値はすべて仮の設定です。

 

使うもの 仮の条件 必要な電力量
照明 10W × 5時間 50Wh
扇風機 30W × 8時間 240Wh
Wi-Fiルーターなどの通信機器 15W × 8時間 120Wh
家族のスマホ充電 合計40Wh 40Wh
合計 1日分 450Wh

 

この450Whを0.8で割ると、1日分で約563Whが必要という計算になります。

充電し直せない状態で3日間乗り切るなら、約1,688Whが目安ですね。

ここに冷蔵庫や調理家電、冬の暖房器具などが加わると、必要な容量はさらに増えていきます。

こうして計算してみると、「1,000Whあれば何日も大丈夫」とは限らないことが分かりますよね。

だからこそ、防災目的なら、容量に加えて「どうやって充電し直すか」も一緒に考えておくのが大事なんです。

 

スマホを何回充電できるかの計算

スマホなどの充電回数は、次の式で考えられます。

 

充電回数の目安 = 容量(Wh)× 0.8 ÷ 充電したい機器のバッテリー容量(Wh)

 

スマホのバッテリー容量は「mAh」で書かれていることが多いので、Whに直す必要があります。

計算は「mAh × 電池の電圧(V)÷ 1,000」で、たとえば4,000mAh・3.85Vのスマホなら、約15.4Whになります。

仮に1回の充電で約15Whを使うとすると、1000 New V3(1,024Wh)なら「1,024 × 0.8 ÷ 15」で、約54回が計算上の目安です。

同じ考え方で、ほかのモデルも計算してみました。

 

モデル(容量) スマホ(1回約15Whと仮定) ノートPC(1回約60Whと仮定)
240 New(256Wh) 約13回 約3回
500 New(512Wh) 約27回 約6回
1000 New V3(1,024Wh) 約54回 約13回
2000 New V2(2,048Wh) 約109回 約27回

※あくまで仮定に基づく計算上の目安です。

 

実際には充電中のロスやスマホを使いながらの充電などで回数は減ることがあるので、少し余裕を持って考えておくと安心かなと思います。

 

豆知識

スマホ用の充電器に書かれている「20W」などの数字は、充電の速さを表すもので、1回の充電に必要な電気の量そのものではありません。

回数を計算するときは、スマホ本体のバッテリー容量を基準にしてくださいね。

また、mAhの数字だけで電源同士を比べるのはNGです。電圧が違うと、同じmAhでもためられる電気の量が変わるからなんですよ。

 

冷蔵庫やエアコンは計算どおりにいかない

冷蔵庫やエアコンは、運転と休止を繰り返したり、部屋の温度や扉の開け閉めで消費電力が大きく変わったりします。

夏の暑い日と冬では、同じ冷蔵庫でも使う電気の量がまったく違うんですよね。

そのため、冷蔵庫・エアコンは「計算した時間=実際の時間」にならないことが多いです。

メーカーが「冷蔵庫を約○時間使える」と示している場合も、特定の冷蔵庫や温度の条件での目安なので、自宅の冷蔵庫にそのまま当てはめることはできません。

停電対策で冷蔵庫を動かしたいなら、容量にかなり余裕のあるモデルを選んでおくのが現実的かなと思います。

停電中は冷蔵庫の扉の開け閉めをできるだけ減らすだけでも、電気の持ちは変わってきますよ。

あなたが一番使いたい家電は何でしょうか?

その家電の消費電力と使いたい時間を一度計算してみると、自分に必要な容量がぐっとはっきりしてきますよ。

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必要な容量が分かったら、本体単品とソーラーパネル付きセットを比べてみましょう

ここまで計算した「必要な容量」と、同時に使う家電の「消費電力」をもとに候補を選んでくださいね。使える時間には幅があるので、計算結果だけでなく、重さや充電方法もあわせて確認しておきましょう。

  • 家庭のコンセントで充電する使い方が中心:まずは必要な容量・出力を満たす本体単品から検討。
  • 停電時や電源のない場所での再充電も考えたい:日当たりと設置場所を確認し、ソーラーパネル付きセットも比較。
  • すでに本体を持っている:ソーラー充電の説明と対応確認のポイントへ。

公式ストアでは、候補の商品名・容量・定格出力・同梱物を確認し、本体単品とセットの構成・合計金額を比べてみてください。

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まだ候補が決まらない方は、容量・出力から選ぶ比較記事へ

※価格・在庫・セット内容はリンク先でご確認ください。ソーラー充電の可否・発電量は、機器の対応条件や日照条件によって変わります。

 

 

Jackeryの基本的な使い方と操作手順

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

ここからは、実際にJackeryを手にしたときの操作手順を、開封から電源オフまで順番に解説していきます。

「ポータブル電源のJackeryの使い方」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、流れさえつかめば本当にかんたんですよ。

モデルによってボタンの名前や配置が少し違うので、細かい部分は必ずお手元の取扱説明書もあわせて確認してくださいね。

 

 

開封後はまずフル充電から始める

出典:イメージ:Jackery公式サイト

出典:イメージ:Jackery公式サイト

 

Jackeryが届いたら、すぐに使いたくなる気持ち、分かります。

ワクワクしますよね。

でも最初にやってほしいのは、付属のケーブルを使って、家庭のコンセントからフル充電することです。

 

届いた時点では満タンではない

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

ポータブル電源は、輸送や保管のために満充電ではない状態で出荷されるのが一般的です。

実際に届いた本体の残量を見ると、半分以下のことも珍しくありません。

取扱説明書でも、初めて使うときはフル充電してから使うよう案内されています。

いきなりキャンプ場や停電の場面で使い始めると、「思ったより早く切れた」となりやすいので注意してくださいね。

特に防災用に買った場合は、届いたその日に満充電しておくのがおすすめです。

 

開封時にチェックしたいこと

開封したら、まず同梱品がそろっているか確認しましょう。

モデルにもよりますが、本体、充電用のケーブル(またはACアダプター)、取扱説明書、保証に関する案内などが入っています。

ソーラーパネルは別売りのことが多いので、セット商品でない場合は入っていません。

あわせて、本体に傷やへこみ、ふくらみがないかも見ておいてください。

輸送中のトラブルなどで気になる点があれば、使い始める前に購入先やメーカーのサポートに相談するのが安心です。

取扱説明書と保証書類は、あとで必要になることがあるので、捨てずに保管しておくのがおすすめです。

 

開封したらやることリスト

同梱品がそろっているか確認する。

本体に傷・へこみ・ふくらみがないか見る。

型番とシリアル番号をメモしておく。

公式サイト以外で買った場合は、保証の延長登録が必要か確認する。

壁のコンセントからフル充電する。

 

初回充電は壁のコンセントに直接つなぐ

初回充電は、延長コードや電源タップではなく、できるだけ壁のコンセントに直接つないでください。

Jackeryの急速充電は大きな電流が流れることがあるため、電源タップを使うと発熱などのトラブルにつながるおそれがあります。

同じ壁のコンセントに、ほかの消費電力の大きい家電をつないだまま充電するのも避けた方が安心ですよ。

充電が始まると、ディスプレイに入力されている電力(W)や残量(%)が表示されるので、そこで正しく充電できているか確認できますよ。

充電中は本体が少し温かくなったり、冷却ファンの音がしたりすることがありますが、これは通常の動きです。

ただし、焦げたようなにおいや異常な熱さを感じたら、すぐに充電をやめてメーカーに相談してくださいね。

 

ディスプレイの見方を覚えておく

Jackeryのディスプレイには、いろいろな情報が表示されます。

モデルによって細かい違いはありますが、よく見る表示をまとめておきますね。

 

表示 意味 チェックするポイント
残量(%) 電池にどれくらい電気が残っているか 防災用なら定期的に確認
入力(W) いま充電に入ってきている電力 0Wなら充電できていない
出力(W) いま家電に送っている電力 定格出力の範囲内か
残り時間 充電完了まで、または使える残り時間の目安 使い方で大きく変わる
温度の警告表示 本体が熱すぎる・冷たすぎる状態 使用・充電を控えて温度を戻す
エラー表示 本体に何らかの異常がある 説明書で意味を確認する

 

残量が少なくなると警告表示が出るモデルもあるので、表示の意味は一度説明書で確認しておくと安心ですよ。

 

補足

使い始めのころは、残量表示が少しずれて見えることがあります。

これは本体がまだ使い方のデータを持っていないためで、何度か充電と使用をくり返すうちに表示が落ち着いてくることが多いです。

「99%から100%になかなか進まない」のも、電池を守るために最後はゆっくり充電する仕組みなので、心配しなくて大丈夫ですよ。

 

アプリ対応モデルなら最初に接続しておく

NewシリーズやPlusシリーズの多くは、スマホの「Jackeryアプリ」と連携できます(500 Newや600 Newなど、一部対応していないモデルもあります)。

アプリを使うと、残量や入出力の確認、出力のオン・オフ、充電モードの切り替え、自動で電源が切れるまでの時間の設定などができます。

モデルによっては、充電の上限をおさえて電池をいたわる設定や、静かに充電する設定、急いで充電する設定なども選べます。

使える機能はモデルごとに違うので、アプリの画面や取扱説明書で確認してくださいね。

接続の流れは、スマホのBluetoothをオンにして、本体の電源を入れ、アプリで機器を追加するのが基本です。

Wi-Fiでつなぐ場合は、2.4GHz帯のWi-Fiを使う点に注意してくださいね。

Bluetoothだけでもすぐ近くからは操作できますが、Wi-Fiにつなぐと離れた場所からも状態を確認しやすくなります。

最初に設定しておくと、停電時やキャンプで「あの設定どこだっけ?」と慌てずに済みます。

ただし、停電時はWi-Fiが使えなくなることもあるので、アプリがなくても本体のボタンで操作できるようにしておくのが大事ですよ。

 

 

電源の入れ方と出力ボタンの使い方

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

Jackeryの基本操作は、とてもシンプルです。

流れとしては「主電源を入れる → 使いたい出力のボタンを押す → 家電をつなぐ」の3ステップだけなんですよ。

まずは全体の流れを表で確認してみましょう。

 

ステップ 操作 確認すること
1 主電源ボタンを軽く1回押す ランプとディスプレイが点灯したか
2 使いたい出力(AC・USB・DC)のボタンを押す そのボタンのランプが点灯したか
3 家電のプラグやケーブルをつなぐ 出力(W)の表示が定格出力の範囲内か
4 使い終わったら出力ボタンをオフにする ランプが消えたか
5 主電源ボタンを長押しして電源を切る ランプとディスプレイが完全に消えたか

※ボタンの名前や操作はモデルによって異なる場合があります。

 

主電源ボタンで本体を起動する

まず、本体前面にある主電源ボタン(POWERボタン)を軽く1回押します。

すると、ボタンの近くのランプが点灯し、ディスプレイに残量などが表示されます。

押してから表示が出るまで、少し時間がかかることがあるので、反応がないと思って何度も連打しないようにしてくださいね。

なお、旧モデルや一部のシリーズでは、主電源ボタンがなく、出力ごとのボタンを押すだけで動く仕組みのものもあります。

旧モデルでは、画面を表示するための「DISPLAY」ボタンが別にあることもあるので、お手元のモデルのボタン配置を一度確認しておくと安心です。

 

使いたい出力のボタンを押す

主電源を入れただけでは、まだコンセントやUSBから電気は出ていません。

ここ、初めての方がよく「壊れてる?」と勘違いするポイントなんですよね。

使いたい出力口の近くにあるボタン(ACボタン、USBボタン、DCボタンなど)を押して、出力をオンにする必要があります。

オンになると、ボタンのランプが点灯するので分かりやすいですよ。

 

出力の種類 主に使う機器 ひと言メモ
AC(コンセント) 扇風機、電気毛布、炊飯器、電子レンジなどの家電 家の電気と同じ形で使える
USB-C スマホ、タブレット、ノートパソコン 口ごとに出せる電力の上限がある
USB-A スマホ、ライト、小物の充電 古い機器にも使いやすい
シガーソケット(DC) 車載冷蔵庫、車用の機器 車中泊で活躍しやすい

 

家庭用の家電を使うなら「AC」、スマホやパソコンなら「USB」、車載用の機器ならシガーソケットの「DC」を選びます。

モデルによっては、USBとDCがひとつのボタンでまとめてオン・オフされるものもあります。

反対に、1000 New V3のようにAC出力ボタンが2つあり、3口のACコンセントを2つのグループに分けて別々にオン・オフできるモデルもあります。

使いたいコンセントがどちらのグループか確認してからボタンを押してくださいね。なお、2つのグループを同時に使っても、AC出力の合計は1,500Wまでと案内されています。(出典:Jackery Japan『ポータブル電源 1000 New V3』よくある質問)

スマホやパソコンを充電するだけなら、AC用のアダプターを通すよりUSBから直接充電する方が、変換のロスを抑えられる場合がありますよ。

 

家電をつないで使い始める

出力をオンにしたら、家電のプラグやケーブルを差して使い始めます。

ディスプレイには、いま使っている電力(出力W)や、あとどれくらい使えるかの目安時間が表示されるモデルも多いです。

家電をつないだら一度ディスプレイを見て、出力の数字が定格出力の範囲に収まっているか確認するクセをつけると安心ですよ。

表示される残り時間は、そのときの使い方をもとにした目安なので、家電を増やしたり減らしたりすると変わります。

出力が大きすぎて保護機能がはたらいた場合は、出力が止まったり、警告が表示されたりします。

そのときは家電を外して、出力を一度オフにしてから、消費電力の小さい家電で試し直してみてください。

 

使わない出力はオフにしておく

ここ、意外と見落としがちなポイントです。

ACなどの出力をオンにしたままにしておくと、何もつないでいなくても本体の中で少しずつ電気が使われてしまいます。

特にAC出力は、電気を家電で使える形に変えるために本体が動き続けるので、つけっぱなしだと残量が減りやすいんです。

使わない出力はこまめにオフにしておくと、残量の持ちがよくなりますよ。

 

画面の明かりとLEDライト

Jackeryのディスプレイは、しばらく操作しないと自動で消えるモデルが多いです。

1000 Newでは、2分間操作しないとディスプレイが消え、主電源ボタンを2回押すと常に点灯させる設定にできると案内されています。

画面が消えても出力は続いていることがあるので、「画面が暗い=電源オフ」ではない点に注意してくださいね。

また、LEDライトが付いているモデルもあり、停電時の手元の明かりとして意外と役立ちます。

夜の停電でも、手元を照らせる明かりがすぐそばにあると、懐中電灯を探す手間が省けて助かりますよ。

 

周波数(50Hz・60Hz)の確認

日本では、東日本が50Hz、西日本が60Hzと、地域によって電気の周波数が違います。

多くの家電はどちらでも使えますが、一部のモーターを使う家電などは周波数が合っていないと本来の性能が出ないことがあります。

Jackeryのモデルによっては周波数を自動で判別したり、ACボタンの長押しなどで切り替えたりできるものもあります。

一方で、旧モデルの「1000」のように60Hz固定のものもあるので、お手元のモデルの切り替え方法は取扱説明書で確認してくださいね。

周波数の設定が分からないまま使って家電の調子がおかしいと感じたら、一度使用をやめて設定を確認するのが安心です。

 

注意

消費電力の小さい家電(スマートウォッチやワイヤレスイヤホンの充電など)だけをつないでいると、省エネモードによって一定時間後に出力が自動で切れることがあります。

これは故障ではなく、ムダな電気の消費を防ぐ機能です。

冷蔵庫のように運転と休止をくり返す家電をつなぐ場合も、休止中に「何も使っていない」と判断されて切れることがあるので、アプリなどで自動オフの設定を見直しておきましょう。

たとえば500 Newでは、省エネモードでAC出力25W以下などの状態が続くと6時間後に自動で止まる条件が示されています。

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

 

電源の切り方と電源オフの注意点

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

使い終わったあとの「Jackeryの電源の切り方」も、ちょっとしたコツがあります。

電源を正しく切っておかないと、いざ使いたいときに残量が減っていた、なんてことにもなりかねません。

防災用に保管している方ほど、ここはしっかり押さえておいてほしいところです。

 

基本の電源の切り方

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

電源を切る手順は、次の流れが基本です。

まず、つないでいる家電のスイッチを切り、プラグやケーブルを抜きます。

家電のスイッチを先に切るのは、電気が流れている状態でプラグを抜き差しするより安全だからです。

次に、オンにしていたAC・USB・DCの出力ボタンを押して、それぞれのランプを消します。

最後に、主電源ボタンを、作動ランプが消えるまで数秒間長押しします。

ランプとディスプレイが完全に消えれば、電源オフは完了ですよ。

短く押しただけでは電源が切れず、画面が点いたり消えたりするだけのことが多いので、「長押し」がポイントです。

 

画面が消えているときの電源オフ

Jackeryの多くのモデルは、しばらく操作しないとディスプレイが自動で消えます。

先ほどお伝えしたように、1000 Newでは2分間操作しないとディスプレイが消える仕様になっています。

ただし、画面が消えていても電源が切れたわけではなく、出力は続いていることがあるので注意してくださいね。

画面が消えている状態で長押ししてもうまく反応しないときは、一度主電源ボタンを軽く押して画面を表示させてから、あらためて長押ししてみてください。

「長押ししたのに切れない」と感じる方は、このパターンに当てはまっていないか確認してみてください。

 

自動で電源が切れる仕組みもある

Jackeryには、ムダな電気の消費を防ぐために、自動で電源が切れる機能も用意されています。

代表的な2つの機能の違いを、表にまとめておきますね。

 

機能 どんなときにはたらくか 何が止まるか 例(モデルによって違う)
自動オフ(待機時間) 出力も充電もしていない状態が続いたとき 本体ごと電源が切れる 1000 Newは初期設定2時間。アプリで2・8・12・24時間・しないなどから選べる
省エネモード 出力はオンだが、消費電力がとても小さい状態が続いたとき 出力が自動で止まる 1000 NewはAC25W以下・USB2W以下などが続くと12時間後、500 Newは6時間後

※条件や時間はモデルによって異なります。必ずお手元の取扱説明書をご確認ください。

 

「勝手に電源が切れた」と感じたときは、故障を疑う前に、この2つの機能がはたらいていないか確認してみてくださいね。

夜通し電気毛布や冷蔵庫を使いたい場合は、寝る前に設定を見直しておくと安心ですよ。

 

電源が切れないときは

まれに、長押ししても電源が切れないことがあります。

そんなときは、まず充電ケーブルも含めてすべてのケーブルを外してから、もう一度主電源ボタンを長押ししてみてください。

充電や給電がつながったままの状態を一度なくしてから操作するのが、基本の確認手順です。

また、長押しする時間が短すぎる場合もあるので、ランプが完全に消えるまでしっかり押し続けてみてください。

それでも改善しない場合は、無理に操作を続けず、取扱説明書の手順やメーカーのサポートに相談するのが安心です。

 

保管前の電源オフチェック

しばらく使わないときは、次の点を確認してから片付けるのがおすすめです。

 

片付ける前のチェック

すべての家電やケーブルを外したか。

AC・USB・DCの出力ランプがすべて消えているか。

主電源を長押しして、ランプとディスプレイが完全に消えているか。

残量が極端に少なくなっていないか(少なければ充電してから保管)。

直射日光や高温になる場所に置いていないか。

 

◆「U.」(防災ポタ電探究+plusのサイト運営責任者)のワンポイントアドバイス

防災用に保管しておくなら、使い終わったら必ず「出力ボタンをオフ → 主電源を長押しでオフ」までやっておくのが鉄則です。主電源を入れっぱなしにしていると、何もつないでいなくても少しずつ電気が減っていきます。私は停電の備えとしてチェックするたびに、ランプが完全に消えているかまで目で見て確認していますよ。ほんの数秒の手間ですが、いざというときの残量に差が出てきます。

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

 

Jackeryの充電方法と充電時間の目安

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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Jackeryを快適に使い続けるには、「どうやって充電するか」を知っておくことが欠かせません。

特に防災目的の方は、コンセントが使えない状況でどう充電するかまで考えておくと、ぐっと心強くなりますよ。

この章では、充電方法の種類と、それぞれの特徴や注意点、充電時間の目安をまとめていきます。

 

 

AC・ソーラー・シガーソケット充電

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

Jackeryの主な充電方法は、家庭のコンセント(AC)、ソーラーパネル、車のシガーソケットの3つです。

そのほかに、対応モデルならUSB-Cからの充電や、専用の走行充電器を使った充電もできます。

ただし、すべてのモデルがすべての充電方法に対応しているわけではないので、お手元のモデルの対応状況は確認しておいてくださいね。

それぞれの充電方法の特徴を、まずは表で比べてみましょう。

 

充電方法 速さ 向いている場面 確認すること
家庭のコンセント(AC) 一番速い 普段の充電、台風前の準備 壁のコンセントに直接つなぐ
ソーラーパネル 天気しだい 長い停電、電源のないキャンプ 入力の上限、端子、日当たり
シガーソケット 遅め 車での移動中の補助的な充電 12V対応か、エンジンをかけているか
専用の走行充電器 シガーソケットより速い 本格的な車中泊 車と本体の対応、取り付け方法
USB-C モデルによる 小型モデルの充電 入力に対応した端子か

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

家庭のコンセントから充電する(AC充電)

一番速くて、一番かんたんなのがAC充電です。

付属の充電ケーブルを壁のコンセントと本体の入力口につなぐだけで、ディスプレイに入力電力が表示されれば充電が始まっています。

最近のモデルは充電がかなり速くなっていて、主なモデルの目安は次のとおりです。

 

モデル AC充電時間の目安 補足
240 New 通常約1.9時間/緊急約1時間 充電モードで異なる
500 New 約1.3時間 使用条件で変わる
1000 New V3 通常約1.25時間(公式の表では73分)/最短約50分 最短約50分は、公式ページの注記ではACとソーラー/DC入力を同時に接続した場合の数値
1500 New 通常約1.5時間/緊急約80分 条件付きの目安
3000 New 約2.5時間 AC充電

※メーカーが示す条件での目安で、残量や気温、設定によって変わります。

 

「緊急充電モード」は、アプリから設定する対応モデル向けの高速充電です。

台風の前など急いで充電したいときには便利ですが、普段は通常の速さで充電する方がバッテリーにやさしいとされています。

また、高速で充電しているときは冷却ファンの音が大きくなりやすいので、夜に寝室で充電するなら通常の速さや静かに充電する設定(対応モデル)を選ぶと快適ですよ。

なお、充電が99%から100%になるまでは、過充電を防ぐためにゆっくり進むのが普通の動きなので、抜き差しせずに待ってあげてくださいね。

 

AC充電で気をつけたいこと

AC充電はかんたんですが、いくつか気をつけたいポイントもあります。

まず、充電には必ず付属の純正ケーブルやアダプターを使ってください。

形が合うからといって規格の違うケーブルを使うと、うまく充電できないだけでなく、故障や事故の原因になるおそれがあります。

次に、充電できる温度の範囲を守ることも大事です。

寒すぎる場所や暑すぎる場所では、電池を守るために充電が止まることがあるので、なるべく室温の場所で充電しましょう。

充電中は本体の通気口をふさがず、周りに燃えやすいものを置かないようにしてくださいね。

 

ソーラーパネルで充電する

コンセントが使えない停電時や、電源のないキャンプ場で頼りになるのがソーラー充電です。

Jackeryの「SolarSaga」などのソーラーパネルを、本体のソーラー入力口(DC入力)につないで使います。

設置するときのコツは、影のない場所に置くこと、太陽に対してパネルがなるべく垂直になるよう角度を調整することの2つです。

パネルの一部に木の枝や建物の影がかかるだけでも、発電量はぐっと落ちてしまいます。

太陽は時間とともに動くので、長時間充電するときは、ときどきパネルの向きを直してあげると効率が上がりますよ。

パネルの表面にほこりや汚れがついていると発電量が下がるので、やわらかい布でさっと拭いてから使うのもおすすめです。

また、パネルに書かれた「100W」「200W」といった数字は、条件がそろったときの最大値です。

天気や季節、時間帯、パネルの温度によって実際の発電量は変わるので、ソーラー充電は「天気しだい」と考えておくのが現実的かなと思います。

意外かもしれませんが、真夏はパネルが熱くなりすぎて、かえって発電の効率が下がることもあるんですよ。

たとえば1,000Whを100Wで充電する場合、計算上は10時間ですが、実際には発電量の変化やロスでもっと時間がかかることが多いです。

充電しながら家電を使っている場合は、その分の電気も差し引かれるので、なおさら時間がかかります。

 

ソーラー充電の時間の考え方

ソーラー充電のおおよその時間は、次のように考えられます。

 

ソーラー充電時間の考え方

計算上の充電時間(時間)= 充電したい電気の量(Wh)÷ 実際に入ってくる電力(W)

パネルの表示ワット数ではなく、ディスプレイに表示される「入力W」を基準に考えるのが現実的です。

たとえば晴れていても入力が60W程度なら、500Whを充電するのに計算上でも8時間以上かかります。

 

こう考えると、ソーラーパネルは「1日で満タンにするもの」というより、「減った分を少しずつ補うもの」とイメージしておくと、がっかりせずに済むかなと思います。

 

ソーラー充電の注意点

ソーラーパネルは「端子が差さるから使える」とは限りません。

パネルの電圧や電流、本体が受け取れる入力の上限が合っている必要があり、上限を超えると故障の原因になるおそれもあります。

新しいモデルと古いモデルでは端子の形(DC8020・DC7909など)が違うこともあり、変換アダプターが必要な組み合わせもあります。

複数枚つなぐときの条件はモデルによって違います。たとえば1000 New V3は、同じ型番のJackery製パネルを使い、接続枚数もそろえるよう案内されています。一方で500 Newは、最大出力・動作電圧・開放電圧がすべて同じであれば、型番が違っても併用できるとされています。必ずお手元のモデルの取扱説明書や公式FAQで確認し、指定された方法でつないでくださいね。

ソーラーパネルが防水でも、本体が防水とは限りません。本体は雨や水しぶきがかからない場所に置きましょう。

 

ソーラーパネルの選び方や接続方法、うまく充電できないときの対処法は、Jackery SolarSaga100Airの互換性・接続方法・充電できない対処を解説した記事で詳しくまとめています。

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本体をお持ちの方は、対応するソーラーパネルの買い足しを検討できます

停電時や電源のないキャンプ場での充電手段を増やしたい方は、SolarSaga 100 Airなどのパネルを候補に、お手元の本体との接続条件を確認してみてください。

買う前には、次の3点を確認しておくと選びやすくなりますよ。

  • 本体との対応:本体とパネルの型番、入力条件、接続方法を確認する。
  • 設置場所:広げたときのサイズと、日が当たる場所を確保できるか確認する。
  • 同梱物:ケーブルやアダプターが付属するか確認し、不足するものがある場合だけ追加品を検討する。

これから本体も購入する方は、パネル単品を選ぶ前に、本体とパネルのセット構成・合計金額も比較してみてくださいね。

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先にSolarSaga 100 Airの互換性・接続方法を確認する

※天候や設置環境によって発電量は変わります。価格・在庫・同梱物・対応条件は、購入する商品の公式情報でご確認ください。

 

車のシガーソケットで充電する

車での移動中に少しずつ充電できるのが、シガーソケット充電です。

専用のケーブルを車のシガーソケットと本体の入力口につないで使います。

基本的には12V車向けで、24V車には対応していないことが多いので、お手持ちの車とケーブルの対応を確認してください。

また、エンジンを止めたまま長時間充電すると車のバッテリーが上がるおそれがあるので、エンジンをかけた状態で充電するのが基本ですよ。

エンジンをかけてからケーブルをつなぐ手順が案内されていることもあるので、お手元の取扱説明書の順番に従ってくださいね。

シガーソケット充電は入力が小さく、1,000Whクラスを満タンにするにはかなり時間がかかります。

あくまで「移動中の補助的な充電」と考えておくのがいいかなと思います。

 

走行充電器でもっと速く

車中泊を本格的に楽しむ方には、Jackeryの専用走行充電器(ドライブチャージャー600W)という選択肢もあります。

一般的なシガーソケット充電より大きな電力で、走行中に効率よく充電できるのが特徴です。

連泊の車中泊では、日中の移動で前の晩に使った分を取り戻せるのは大きいですよね。

ただし、車両側の条件や配線、ポータブル電源側の入力の上限によって実際の速さは変わります。

「どの車でも、どのJackeryでも600Wで充電できる」という意味ではないので、対応する組み合わせは必ず確認してください。

公式FAQでは、ハイブリッド車・電気自動車は非対応と案内されています。また、取り付けは専門業者やカーショップでの施工が推奨され、専門知識のない方がご自身で取り付けることは控えるよう案内されています。購入前に、車両とポータブル電源の対応条件、取付方法を確認してくださいね。(出典:Jackery Japan『Drive Charger 600W』よくある質問)

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移動中の充電を増やしたい方は、対応条件を確認してから検討しましょう

Drive Charger 600Wを検討する際は、車種だけでなく、お持ちのJackeryの型番も確認してください。取り付けを依頼する場合は、商品代金に加えて施工費用も確認しておくと、導入に必要な予算を考えやすくなります。

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※対応していない車両・ポータブル電源では使用できません。購入前に最新の対応条件と取付条件をご確認ください。

 

USB-Cから充電できるモデルもある

小型モデルの中には、USB-Cから本体を充電できるものもあります。

たとえば300Dは、USB-Cでの充電が中心のモデルです。

ただし、USB-Cの口があっても、本体への充電(入力)に対応しているとは限りません。

旧2000 NewのUSB-Cは出力専用というように、モデルによって役割が違うので、取扱説明書で入力に対応しているか確認しておきましょう。

USB-Cで充電する場合は、充電器とケーブルも高い出力に対応している必要がありますよ。

 

充電しながら使う(パススルー)

多くのJackeryは、本体を充電しながら家電に電気を送る「パススルー」に対応しています。

便利な機能ですが、充電しながら使うときの出力の上限が、普段より低く設定されているモデルもあります。

たとえば旧2000 Newや3600 Plusでは、AC充電しながら使うときの出力に1,500Wまでといった上限が案内されています。

また、停電時に自動で電池からの給電に切り替わる「UPS(またはEPS)」機能も一部のモデルにありますが、切り替えにはわずかな時間がかかります。

 

モデル例 停電時の切り替え時間の目安(メーカー公表値)
240 New・1000 New・旧2000 New 20ミリ秒以下など
500 New・1000 New V3・1500 New・2000 New V2 10ミリ秒以下など
3000 New 20ミリ秒以下

 

ほんの一瞬ですが、完全に途切れないわけではありません。

デスクトップパソコンなどで使う場合は、その切り替え時間に機器が耐えられるかを確認しておくと安心ですよ。

データサーバーのように一瞬の停止も許されない機器や、生命維持に関わる医療機器には、メーカーが使用を推奨していない場合があるので注意してくださいね。

 

◆「U.」(防災ポタ電探究+plusのサイト運営責任者)のワンポイントアドバイス

停電が長引いたとき、コンセントが使えなくなると頼れるのはソーラーと車だけになります。防災目的で買うなら、本体だけでなく「どうやって充電し直すか」まで一緒に考えておくのがおすすめです。晴れた日に一度ベランダでソーラー充電を試しておくと、本番で慌てずに済みますよ。実際にやってみると「この時間帯はこの場所が一番日が当たる」といった、自宅ならではのコツが見えてきます。

 

 

長く安全に使うための注意点と保管方法

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

Jackeryは、正しく使えば長い期間付き合える頼もしい道具です。

でも、せっかく長持ちする電池が使われていても、扱い方しだいで寿命は縮んでしまいます。

そのためには、日頃の残量管理と保管の仕方、そしてトラブルが起きたときの落ち着いた対処が大切になります。

この章では、安全に長く使うためのポイントをまとめていきますね。

 

 

残量管理と長期保管のコツ

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

ポータブル電源の電池は、扱い方しだいで寿命が大きく変わります。

特に「残量」と「温度」の2つは、しっかり意識しておきたいところです。

 

残量0%のまま放置しない

一番避けたいのが、残量を使い切った0%のまま長い期間放置することです。

ポータブル電源は電源を切っていても、ごくわずかずつ電気が減っていきます。

0%の状態でさらに電気が減ると「過放電」という状態になり、電池が傷んだり、充電を受け付けなくなったりすることがあるんです。

キャンプから帰ってきて、疲れてそのまま片付けてしまう……という気持ち、すごく分かります。

でも、使い終わったら、なるべく早めに充電しておく習慣をつけておきましょう。

次に使うときもすぐに使えるので、一石二鳥ですよ。

 

保管時の残量はモデルの説明書に従う

長期保管するときの残量については、「60〜80%がよい」「80%以上がよい」など、いろいろな説明を見かけますよね。

実はJackeryの公式サポートの中でも説明に幅があり、モデルによって推奨が違う場合もあります。

なので、保管時の残量は、お手元のモデルの取扱説明書に書かれている指示を優先するのが一番確実です。

どのモデルでも共通して言えるのは、空っぽで放置しないことと、定期的に状態を確認することですね。

防災用の場合は、残量が少なすぎると停電時にすぐ使えないので、説明書の範囲内でなるべく多めに残しておくと安心かなと思います。

 

3か月に1回は状態を確認する

Jackeryの公式案内では、長く使わないときでも約3か月ごとに残量を確認し、必要に応じて充電することがすすめられています。

防災用に保管している場合も、季節の変わり目などに一度取り出して、電源が入るか、残量はどれくらいか、実際に家電をつないで動くかを確認しておくと安心です。

私は防災グッズの点検と一緒に、ポータブル電源の確認もするようにしています。

カレンダーに予定として入れておくと、うっかり忘れを防げますよ。

 

点検の項目 確認すること 気になったときの対応
電源 主電源ボタンで正常に起動するか 入らなければ充電して様子を見る
残量 前回から大きく減っていないか 少なければ説明書の範囲まで充電
出力 AC・USBで実際に家電が動くか 動かなければ設定や接続を確認
見た目 ふくらみ、変形、傷、においがないか 異常があれば使用をやめて相談
付属品 充電ケーブルがすぐ取り出せる場所にあるか 本体と一緒に保管する

 

高温・低温の場所を避ける

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

電池は暑さにも寒さにも弱いです。

特に注意したいのが、夏場の車内。

JAFが2012年8月に行った試験(気温35℃の晴天、正午から4時間駐車)では、対策をしていない黒い車で車内の最高温度が57℃、ダッシュボードの最高温度が79℃になったという結果が出ています。(出典:JAF『真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)』)

これは特定の条件での試験結果ですが、車内はポータブル電源が安全に使える温度を簡単に超えてしまうことが分かりますよね。

車中泊やキャンプのあと、「次も使うから」と車に積みっぱなしにしてしまうのは避けたいところです。

車内への放置は避け、直射日光の当たらない、風通しのよい室内で保管するのが基本です。

また、モデルによっては「使える温度」と「充電できる温度」が違います。

たとえば1000 Newでは、使える温度が−10〜45℃、充電できる温度が0〜45℃と案内されています。

一方で、後継の1000 New V3は、充電・放電ともに−10〜45℃に対応すると案内されています。同じ1000番台でも条件が違うので、お手元の型番で確認してくださいね。(出典:Jackery Japan『ポータブル電源 1000 New V3』)

冬のキャンプなどで、氷点下で使えても氷点下で充電はできない、というケースがあるので注意してくださいね。

寒い場所から暖かい部屋に急に持ち込むと、本体の中に水滴がつく(結露)こともあるので、少しずつ温度に慣らしてから使うと安心ですよ。

 

保管場所の選び方

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

では、どこに保管するのがいいのでしょうか。

目安は「人が快適に過ごせる場所」です。

直射日光が当たらず、湿気が少なく、極端に暑くも寒くもならない室内の棚やクローゼットなどが向いています。

消費者庁も、ポータブル電源を長期間使わない場合は、箱に入れて直射日光が当たらない冷暗所に保管するよう呼びかけています。(出典:消費者庁『災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!』)

具体的な保管温度の範囲はモデルによって違うので、取扱説明書の記載もあわせて確認してくださいね。

防災用なら、停電時にすぐ取り出せて、充電ケーブルも一緒に置いておける場所がベストですね。

燃えやすいものの近くや、水回りの近く、子どもが触りやすい場所は避けておくと安心です。

 

安全のための注意点

本体を水に濡らさない、落としたりぶつけたりしない、分解や改造をしない、通気口をふさがない、という基本は必ず守ってください。

強い衝撃を与えたあとに、発熱や変形などの異常がある場合は使用をやめ、メーカーに相談しましょう。

本体のふくらみ、異臭、異音、異常な発熱などに気づいたら、すぐに使用をやめて、メーカーのサポートに相談しましょう。

万が一煙や炎が出た場合は、無理に近づかず、身の安全を最優先にして119番通報してください。

また、生命維持に関わる医療機器への使用は、メーカーが推奨していない場合があります。医療機器に使う場合は、機器のメーカーや主治医など専門家に必ずご相談ください。

 

リコール情報も時々チェック

ポータブル電源に限らず、電気製品には、メーカーや国からリコール(自主回収)のお知らせが出ることがあります。

購入したときだけでなく、使っている間も、型番でリコール情報が出ていないか時々確認しておくと安心です。

メーカーの公式サイトのお知らせや、国の製品安全に関するページで確認できますよ。

 

電池の寿命を知っておく

現行の主なNewシリーズやPlusシリーズには、長持ちしやすいリン酸鉄リチウムイオン電池が使われています。

公表されているサイクル寿命(充電と放電をくり返せる回数の目安)の例は、次のとおりです。

 

モデル 公表されているサイクル寿命の例
1000 New V3・1500 New・3000 New 約6,000回(容量70%を保つ目安)
240 New・1000 New・2000 New V2 約4,000回(容量70%を保つ目安)
旧1000 約500回(容量80%を保つ目安)
旧1000 Pro 約1,000回(容量80%を保つ目安)

 

ただし、これは「その回数で突然使えなくなる」という意味ではなく、メーカーの試験条件で一定の容量を保てる目安です。

判定の基準が70%か80%かによっても意味が変わるので、数字だけを単純に比べないようにしてくださいね。

また、旧モデルの中には電池の種類が違い、寿命の目安がもっと短いものもあります。

寿命の数字と保証期間は別物なので、混同しないようにしてくださいね。

高温での保管や、空っぽでの長期放置などは電池の負担になるので、ここまでのポイントを守ることが長持ちにつながりますよ。

 

 

動かない・充電できない時の対処法

出典:イメージ:Jackery公式サイト

出典:イメージ:Jackery公式サイト

 

使っていると、「家電が動かない」「途中で切れた」「充電できない」といった場面に出会うことがあるかもしれません。

突然動かなくなると、焦りますよね。

そんなとき、すぐに故障だと決めつけず、まずは落ち着いて原因を一つずつ確認していきましょう。

よくある症状と確認ポイントを、まず表でまとめておきますね。

 

症状 考えられる原因 まず確認すること
家電が動かない 出力ボタンがオフ、出力オーバー、起動時の電力不足、周波数 出力ランプ、家電の消費電力、同時使用の合計
途中で切れる 出力オーバー、残量不足、温度の保護、省エネモード 表示される警告、設置場所の温度、自動オフ設定
AC充電できない 接続不良、コンセント、温度、延長コード ケーブルの差し込み、壁のコンセント直結
ソーラー充電できない 日当たり、影、角度、端子や入力の不一致 入力W表示、パネルの設置、ケーブルの対応
USB-Cで充電できない 出力専用の端子、充電器やケーブルの規格 入力対応の端子か、充電器の出力
アプリにつながらない 非対応モデル、Bluetooth、Wi-Fiの帯域 対応モデルか、2.4GHz帯か
残量表示がおかしい・電源が入らない 過放電、表示のずれ 純正ケーブルでしばらく充電する

 

家電が動かないとき

家電が動かないときに、まず確認したいのは次のようなポイントです。

主電源だけでなく、AC・USB・DCなど使いたい出力のボタンがオンになっているか。

家電の消費電力や起動時の電力が、定格出力や瞬間最大出力を超えていないか。

複数の家電の合計が、出力の上限に収まっているか。

そして、周波数の設定が家電に合っているか、残量が十分にあるか、という点も見ておきたいところです。

出力オーバーのときは保護機能が働いて出力が止まるので、家電を減らしたり、消費電力の小さいモードに切り替えたりして試してみてください。

ドライヤーの「弱」モードのように、消費電力を下げられる設定がある家電なら、切り替えるだけで定格出力の範囲に収まることもありますよ。

 

途中で電源が切れるとき

使っている途中で電源が切れる場合は、出力オーバー、残量不足、高温・低温による保護、省エネモードや自動オフの作動などが考えられます。

特に、消費電力の小さい機器だけを使っているときは、省エネモードで出力が止まるケースがよくあります。

アプリ対応モデルなら、省エネモードや自動オフの設定を見直すと解決することが多いですよ。

高温で止まった場合は、風通しのよい涼しい場所でしばらく休ませてから使ってください。

夏の屋外や車内、直射日光の当たる場所では、本体が熱くなって止まりやすいので、日陰に置くのが基本です。

 

充電できないとき

AC充電ができないときは、ケーブルがしっかり奥まで差さっているか、コンセント自体に電気が来ているかをまず確認しましょう。

ほかの家電をそのコンセントにつないで、電気が来ているか試してみるのも手です。

延長コードを使っているなら、壁のコンセントに直接つないで試してみるのがおすすめです。

寒すぎる・暑すぎる場所では、電池を守るために充電が止まることもあるので、室温の場所にしばらく置いてから再度試してみてください。

ソーラー充電の場合は、天気、影、パネルの角度、端子やケーブルの対応を見直します。

曇りの日や朝夕の弱い日差しでは、入力がほとんどないこともあるので、晴れた日中に試すのが確実ですよ。

USB-Cで本体を充電したい場合は、そのUSB-C端子が入力に対応しているかを確認してくださいね(出力専用の端子もあります)。

 

残量表示がおかしい・電源が入らないとき

残量表示が急に0%になる、長く放置していたら電源が入らない、といった症状は、過放電や残量表示のずれが原因のこともあります。

まずは純正の充電ケーブルで、壁のコンセントからしばらく充電して様子を見てみてください。

過放電の状態では、充電をつないでもすぐには画面に変化が出ないこともあります。

充電中は、本体が異常に熱くならないか、目の届く範囲で様子を見ておくと安心ですよ。

リセットの方法はモデルによって違うので、ほかのモデルの手順をそのまま試すのはおすすめしません。

モデル別のリセット手順や、過放電からの復活方法については、Jackeryポータブル電源のリセット方法と0%表示の解決策をまとめた記事で詳しく解説しています。

 

エラー表示が出たとき

ディスプレイに、アルファベットと数字を組み合わせたエラー表示が出ることがあります。

たとえば1000 Newの取扱説明書では、F8やF9などのコードについて、給電を止めたり充電プラグを抜いたりする対処が案内されています。

エラーの意味や対処はモデルによって違うので、まずはお手元の取扱説明書で確認してください。

説明書の対処で回復しない場合や、同じエラーが何度も出る場合は、無理に使い続けずサポートに相談しましょう。

 

迷ったらサポートへ

確認しても改善しない場合や、エラー表示が消えない場合、本体に異常がある場合は、自己判断で分解せず、Jackery Japanのサポートに相談してください。

型番、シリアル番号、購入日、購入先、症状、試したことを整理しておくと、相談がスムーズに進みますよ。

エラー表示や本体の状態をスマホで写真や動画に撮っておくと、状況が伝わりやすくなります。

 

 

Jackery取扱説明書・マニュアルの入手方法

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

 

ここまで基本的な使い方を解説してきましたが、細かい操作や設定はモデルごとに違います。

だからこそ、困ったときに一番頼りになるのが、お使いのモデルの取扱説明書です。

この章では、Jackeryの説明書・マニュアルの探し方と、読むときのポイント、あわせて確認しておきたい保証やサポートの情報をまとめておきますね。

 

 

紙の取扱説明書は同梱されている

出典:イメージ:Jackery公式サイト

出典:イメージ:Jackery公式サイト

 

Jackeryの製品には、基本的に日本語の取扱説明書が同梱されています。

電源の入れ方や切り方、出力ボタンの使い方、ディスプレイの見方、エラー表示の意味、使える温度などが載っているので、一度は目を通しておくのがおすすめです。

「説明書は読まない派」という方も、少なくとも「エラー表示」と「保管方法」のページだけはチェックしておくと、あとで助かりますよ。

 

説明書でまず読んでおきたいページ

説明書を全部じっくり読むのは大変ですよね。

そこで、最初に読んでおきたいページを表にまとめておきました。

 

読んでおきたい項目 分かること 役に立つ場面
各部の名前・ボタン どのボタンが何をするか 初めて使うとき
仕様(スペック) 容量、定格出力、出力口ごとの上限、使える温度 家電が使えるか確認するとき
ディスプレイの表示 アイコンや警告の意味 画面の表示が気になったとき
省エネモード・自動オフ 勝手に切れる条件と設定方法 夜通し家電を使いたいとき
周波数の設定 50Hz・60Hzの切り替え方法 引っ越しや旅先で使うとき
エラー表示と対処 コードの意味とやるべきこと トラブルが起きたとき
保管・お手入れ 推奨の残量、保管温度、点検の目安 長く使わないとき

 

なくしても公式サイトでダウンロードできる

紙の説明書をなくしてしまっても大丈夫です。

Jackery公式サイトの「取扱説明書・資料ダウンロード」ページでは、ポータブル電源やソーラーパネル、アクセサリーの取扱説明書をモデル別にPDFで確認できます。(出典:Jackery Japan『取扱説明書・資料無料ダウンロード』)

旧モデルの説明書が掲載されているものもあるので、少し前に買ったモデルでも一度探してみる価値がありますよ。

反対に、発売されたばかりのモデルは、一覧ページへの掲載より先に、商品ページの「技術仕様」欄に取扱説明書が載っていることがあります。たとえば1000 New V3は、確認時点では一覧ページに見当たらず、商品ページに取扱説明書の欄がありました。一覧で見つからないときは、商品ページも確認してみてくださいね。

また、Jackeryのヘルプセンターでも、モデルごとの商品情報やよくある質問を調べることができます。

アプリ対応モデルなら、アプリから製品の仕様やマニュアルを確認できる場合もあります。

「jackery manual」で探している方も、日本向けの製品なら日本語の公式マニュアルを見るのが確実ですよ。

海外向けの英語マニュアルは、日本向けの製品と内容が異なる可能性があるので、日本で買った製品なら日本の公式サイトの説明書を見てくださいね。

 

説明書を探すときは型番を正確に

マニュアルを探すときに一番大事なのは、型番を正確に確認することです。

Jackeryは「1000」「1000 Pro」「1000 Plus」「1000 New」「1000 New V3」のように、似た名前のモデルがたくさんあります。

名前が似ていても、ボタンの操作や仕様、リセット方法が違うので、別のモデルの説明書を見ると間違った操作をしてしまうおそれがあるんです。

型番やシリアル番号は、本体の背面や底面のラベルなどで確認できます。

シリアル番号は保証やサポートの相談にも使うので、スマホで写真を撮っておくと便利ですよ。

 

説明書は「停電前」にスマホへ保存

私がおすすめしたいのは、説明書のPDFを、停電が起きる前にスマホへ保存しておくことです。

停電中は、通信がつながりにくくなったり、スマホの電池を節約したくなったりしますよね。

そんなときにネットで説明書を探すのは、思った以上に大変なんです。

紙の説明書は本体と一緒の場所に、PDFはスマホに、という二段構えにしておくと安心ですよ。

 

保証とサポートも確認しておく

説明書と一緒に確認しておきたいのが、保証とサポートの情報です。

主なモデルは、通常の保証と延長保証を合わせて最大5年になるものがありますが、モデルや購入先によって条件が違います。

たとえば100 Plusは2年、整備済み品は6か月など、すべてのモデルが同じ保証期間というわけではありません。

公式サイトで買うと延長保証の登録が不要なケースがある一方、Amazonや楽天などで買った場合は公式サイトでの製品登録が必要なことがあります。

中古品や個人間取引の製品には、同じ保証が引き継がれないこともあるので注意してくださいね。

 

確認しておきたいこと ポイント
保証期間 モデルや購入先で違う。延長には登録が必要な場合あり
購入の証明 注文番号や購入履歴が必要になることがある
保証の対象外 誤った使い方や分解・改造などは対象外になることがある
サポート窓口 電話・メール・チャット・LINEなど
回収サービス Jackeryのポータブル電源本体は無料回収(送料は利用者負担)

 

Jackery Japanのサポートは、電話(050-3198-9007、平日10:00〜17:30)やメール(jackery.jp@jackery.com)、チャット、LINEなどで相談できます。

受付時間や窓口は変更されることがあるので、正確な情報は公式サイトでご確認ください。

保証の詳しい条件や修理の流れ、回収サービスについては、Jackeryの保証・修理・回収・問い合わせ先を解説した記事も参考にしてみてください。

 

PSEマークと処分の豆知識

説明書を読んでいると、安全に関する表示や認証の話が出てきて、「PSEマークは付いてるの?」と気になる方もいるかもしれません。

実は、AC出力付きのポータブル電源本体は、現在の電気用品安全法の規制対象外とされています。

そのうえで国は、ポータブル電源の事故が増えていることを受けて、2024年2月に安全対策の考え方を「安全性要求事項(中間とりまとめ)」としてまとめ、公表しています。(出典:経済産業省『ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)を作成しました』)

 

知っておきたい豆知識

本体にPSEマークがないこと自体は、すぐに違法という意味ではありません。

一方で、充電用のACアダプターなどは対象になる場合があります。

つまり、PSEマークの有無だけで本体の安全性を判断するのではなく、メーカーの安全設計やサポート、リコール情報なども合わせて見ることが大切です。

また、使わなくなったJackeryのポータブル電源は、家電量販店の電池回収ボックスでは回収対象外なので、一般ごみに出さず、Jackeryの回収サービス(回収は無料、送料は利用者負担)などを利用してくださいね。

ソーラーパネルやアクセサリーは同じ回収サービスの対象外なので、自治体のルールなども確認しましょう。

 

◆「U.」(防災ポタ電探究+plusのサイト運営責任者)のワンポイントアドバイス

私は、新しいポータブル電源を買ったら、説明書のPDFをスマホに保存しておくようにしています。停電中はネットにつながりにくいこともあるので、手元ですぐ見られると本当に安心なんですよ。保証書類や購入履歴の画面、本体ラベルの写真も一緒に保存しておくと、万が一のときのサポート相談もスムーズです。「備え」は道具だけじゃなく、情報もセットでそろえておくのがコツですね。

 

 

Jackeryの使い方に関するよくある質問(FAQ)

出典:イメージ:Jackery公式サイト

出典:イメージ:Jackery公式サイト

 

Q1. Jackeryは何ワットの家電まで使えますか?

A. 使える家電の大きさは、モデルごとの「定格出力」で決まります。

たとえば500 Newなら500W、1000 New V3なら1,500W、1500 Newなら2,000Wが目安です。

家電の消費電力がこの数字を下回っていれば使える可能性がありますが、モーターを使う家電は起動時に大きな電力が必要になることもあります。

複数の家電を同時に使う場合は、消費電力の合計で考えてくださいね。

家電の消費電力は銘板や取扱説明書で確認し、モデルの正確な仕様は公式サイトでご確認ください。

Q2. Jackeryで家電は何時間使えますか?

A. 「容量(Wh)× 0.8 ÷ 家電の消費電力(W)」で、おおよその時間が計算できます。

たとえば1,024Whのモデルで55Wの電気毛布を使うと、計算上は約15時間です。

ただし、これはあくまで一般的な目安で、気温や家電の使い方、電池の状態によって実際の時間は前後します。

冷蔵庫のように消費電力が変わる家電は、計算どおりにならないことが多い点も覚えておいてくださいね。

Q3. Jackeryの電源の切り方が分かりません。

A. まず家電を外し、AC・USB・DCなどの出力ボタンを押してオフにします。

そのあと、主電源ボタンを作動ランプが消えるまで数秒間長押しすれば電源オフです。

ディスプレイが消えているときは、一度主電源ボタンを軽く押して画面を表示させてから長押ししてみてください。

それでもうまく切れないときは、充電ケーブルを含めてすべてのケーブルを外してから試してみてください。

モデルによって操作が異なる場合があるので、詳しくはお手元の取扱説明書をご確認ください。

Q4. 何もしていないのに電源が勝手に切れるのは故障ですか?

A. 故障ではなく、省エネモードや自動オフの機能がはたらいている可能性があります。

消費電力のとても小さい機器だけを使っている場合や、出力も充電もしていない状態が続いた場合に、ムダな電気の消費を防ぐために電源や出力が自動で切れる仕組みです。

アプリ対応モデルなら、設定から自動で切れるまでの時間を変えられることがあります。

過負荷や高温による保護で止まっている場合もあるので、それでも改善しないときはメーカーのサポートにご相談ください。

Q5. Jackeryの取扱説明書をなくしてしまいました。

A. Jackery公式サイトの取扱説明書ダウンロードページから、モデル別にPDFで確認できます。

ヘルプセンターやアプリ(対応モデル)から情報を確認できる場合もあります。

似た名前のモデルが多いので、本体のラベルで型番を正確に確認してから探すのがポイントですよ。

見つけたPDFはスマホに保存しておくと、停電時にもすぐ確認できて安心です。

Q6. ソーラーパネルはどの型番でも組み合わせて使えますか?

A. どの型番でも自由に組み合わせられるわけではなく、条件はモデルによって違います。

たとえば1000 New V3は、同じ型番のJackery製パネルを使い、接続枚数もそろえるよう案内されています。

500 Newは、最大出力・動作電圧・開放電圧がすべて同じであれば、型番が違っても併用できるとされています。

入力できる電力の上限もモデルごとに決まっているので、接続前に取扱説明書や公式FAQで確認してくださいね。

 

 

まとめ|使える家電を把握して失敗を防ぐ

出典:イメージ:Jackery公式サイト

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ここまで、Jackeryの使い方を、できることから操作手順、充電、注意点、説明書の探し方まで順番に見てきました。

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

最後に、この記事のポイントを振り返っておきますね。

 

  • Jackeryは電気をためて持ち運ぶ箱で、防災・キャンプ・車中泊・日常に使える
  • 発電機ではないので、残量がなくなれば充電し直す必要がある
  • ACコンセントのないモデルもあるので、型番と仕様を必ず確認する
  • 使える家電は定格出力で決まり、消費電力の合計が上限内に収まる必要がある
  • 電子レンジは加熱出力ではなく消費電力で判断する
  • 使える時間の目安は「容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力(W)」で計算できる
  • 開封後はまず壁のコンセントからフル充電する
  • 使い方は「主電源オン → 出力ボタンオン → 家電をつなぐ」の3ステップ
  • 電源オフは出力をオフにしてから主電源をランプが消えるまで長押し
  • 勝手に切れるときは省エネモードや自動オフの設定を確認する
  • 充電はAC・ソーラー・シガーソケットなどモデルに合った方法を選ぶ
  • ソーラー充電は天気しだいなので、減った分を補うイメージで使う
  • 残量0%での放置と車内などの高温・低温の場所は避ける
  • 保管時の残量や操作の細かい部分は取扱説明書の指示を優先する
  • 3か月に1回を目安に、残量と動作を点検する
  • 説明書は公式サイトでモデル別にダウンロードでき、スマホに保存しておくと安心

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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Jackeryの使い方そのものは、本当にシンプルです。

でも、定格出力・残量管理・保管方法の3つを理解しておくかどうかで、使いやすさも寿命も大きく変わってきます。

そして何より、購入前に「使いたい家電の消費電力」と「使いたい時間」を把握しておくことが、容量不足で後悔しないための一番の近道です。

私自身、出力不足のポータブル電源を買ってしまった経験があるからこそ、あなたには同じ失敗をしてほしくないなと思っています。

あなたが停電のとき、キャンプのとき、一番動かしたい家電は何でしょうか?

その答えが見えてくると、自分に合ったJackeryのモデルも自然と絞り込めるはずですよ。

スマホと照明が中心なら小型モデル、電気毛布や扇風機まで使いたいなら中容量モデル、電子レンジや冷蔵庫まで考えるなら1,000Whクラス以上、というように、使う家電から逆算して選ぶのが失敗しないコツです。

そのうえで、最終的には使いたい家電の消費電力とモデルの定格出力を照らし合わせて確認してくださいね。

これから購入を考えている方は、セールの時期やクーポンを上手に使うとお得に手に入れやすくなります。

買い時やお得な購入方法については、Jackeryのセール時期とクーポン・最安値で買う方法をまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。

なお、この記事で紹介した仕様や価格、充電時間、保証条件などは、執筆時点の情報をもとにした目安です。

モデルの更新や仕様変更が行われることもあるので、正確な情報は必ずJackery公式サイトや取扱説明書でご確認ください。

医療機器への使用や住宅の配線への接続など、安全に関わる判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談くださいね。

あなたのJackeryが、毎日の暮らしと「もしも」のときの頼れる相棒になりますように。

 

出典:イメージ:防災ポタ電探究+plus 防災・ポータブル電源がある生活

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出典:イメージ:Jackery公式サイト

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執筆者: 「U.」

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